India
インドのコーヒー
ロブスタが生産の約7割を占める国。モンスーンド・マラバールは2008年にGIに登録された
訂正(2026-10-16): 説明文を「モンスーン処理のマラバールが有名。スパイシーで独特の風味」としていましたが、インドの国別ページの訂正(2026-10-14)で「他国に例のない精製で、酸を抜いた土っぽい厚みが出る」を外しており、「有名」「スパイシーで独特の風味」にも出典がないため、インド・コーヒー委員会の資料とインド特許意匠商標総局(IP India)のGI登録簿で確認できる内容に改めました。
インドはロブスタが生産の約7割、アラビカが約3割を占める生産国で、生産の約7割をカルナータカ州が占め、ケララ州・タミルナドゥ州が続く(インド・コーヒー委員会)。西ガーツ山脈のクールグ(コダグ)では、樹冠の陰で育てるアグロフォレストリーの中で、胡椒やカルダモンとの混植が行われている。インド・コーヒー委員会の2025/26年度の最終推計では、コダグ県とチクマガルル県が生産量の上位2県。アンドラプラデシュ州のアラク渓谷でもアラビカが栽培されている。モンスーンド・マラバールは、西海岸の加工所で生豆をモンスーン期の湿った季節風に晒す精製(インド・コーヒー委員会)。(2026-10-14訂正:「2023/24年度で約600万袋」「ロブスタが約72%、アラビカが約28%」「ケララ州が約20%、タミルナドゥ州が約5%」「標高900〜1,500mの畑の多くが在来樹と防風樹の二層の日陰」「アラクバレーは近年注目される高地産地」「港でモンスーンの季節風に晒す」「他国に例のない精製で、酸を抜いた土っぽい厚みが出る」と記載していましたが、生産量・州別の割合・栽培標高・日陰の構造・アラクの標高・精製の唯一性と風味は一次資料で確認できず、モンスーンド・マラバールの工程は港ではなく西海岸の加工所で行われるため、インド・コーヒー委員会の資料で確認できる範囲に改めました)
銘柄・産地別の記事 (4件)
インド アラクバレー
東ガーツ山脈の丘陵で部族農家が育てる、GI登録のアラビカ
アンドラ・プラデシュ州アラク渓谷のアラビカは、2019年に地理的表示(GI)「アラクバレー・アラビカ」として登録された NGOナーンディ財団の支援を起点に部族農家の協同組合が生産を担い、ブランド「アラクコーヒー」として輸出されている
インド クールグ
ロブスタ7割超、香辛料と共栽培し、インドの生産の35%を担う産地
カルナータカ州クールグ(コダグ)県は、県の資料で年間生産量がインド全体の35%にあたるコーヒー産地で、栽培面積の7割超をロブスタが占める 2019年にGI認証を受けた「クールグ・アラビカ」はS.795などの伝統品種が対象で、カルダモンや胡椒と同じ樹冠の下で栽培される
インド チクマガルル
バーバブーダンの7粒の伝承が残る、インドコーヒー発祥の地
17世紀にスーフィー聖者バーバブーダンがイエメンから持ち帰った7粒の種から始まったと伝わるインドコーヒー発祥地チクマガルル。標高700〜1,200mのマルナード高地で栽培されるアラビカの品種(S.795、カーヴェリ、セレクション9)と、インド・コーヒー委員会の資料を紹介します
インド モンスーンマラバールとは|南西モンスーン期の湿った季節風にさらして仕上げる独自の精製と味
南西モンスーンの風雨で熟成させるインド独自の精製スペシャルティ
カルナータカ州チクマガルル・クールグを中心に栽培されたアラビカを、南西モンスーン期にマラバール海岸で数週間〜数か月風雨にさらす独自精製です。豆は2倍近くに膨らみ、酸味が抑えられ、低酸・重厚なボディとスパイス・ダークチョコの風味を持つ一杯になります。GI登録された産地限定の希少なインドコーヒーです