Peru
ペルーのコーヒー
アンデス山脈の東斜面に産地が広がり、USDA FASは有機コーヒーの主要輸出国の一つとする
訂正(2026-10-16): 説明文を「標高の高い産地でオーガニック栽培が盛ん。柔らかな酸味」としていましたが、風味の記述には出典がなく、有機栽培についてはペルーの記事の訂正で「主要輸出国の一つ」の範囲に改めているため、USDA FASの資料で確認できる内容に改めました。
ペルーのコーヒーはアンデス山脈の東斜面に沿って広がる(USDA FAS)。USDA FASの世界市場の表(2026年7月版)は、2026/27年度の生産を約478万袋(60kg袋)と予測している。USDA FASはペルーを有機コーヒーの主要輸出国の一つに挙げている。品種は、USDA FASの2026年の年次報告(PE2026-0008)でティピカが7割超、カトゥーラが約2割、その他が約1割とされている。同じ報告では、コーヒーの生産の9割超が5ヘクタール未満の農地からで、栽培の約75%が標高1,000〜1,800mにある。本サイトでは北部のカハマルカ・サンマルティンと、南部のクスコ・プーノの産地を紹介している。(2026-10-14訂正:「生産は全24州のうち17州に及ぶ」「2023/24年度の生産量は約395万袋」「栽培面積は約42万5千ヘクタール」「9割超が5ヘクタール未満の小農」「栽培の約75%は標高1,000〜1,800mのシェードツリー下」「有機認証とフェアトレードの協同組合出荷量は世界最大規模」「ティピカが7割前後を占め、カトゥーラ、ブルボン、カティモールが続く」と、北部と南部の風味の違いを記載していましたが、州の数・栽培面積・小農の割合・標高・品種の順位は一次資料で確認できず、生産量・面積・品種の割合はペルーの記事で使っているUSDA FASの報告と食い違い、「世界最大規模」はプーノ・チャンチャマヨの記事の訂正で「主要輸出国の一つ」に改めた記述のため、USDA FASの資料で確認できる範囲に改めました)(2026-10-15追記:2026-10-14の訂正で一次資料を確認できず外した「9割超が5ヘクタール未満」「約75%が標高1,000〜1,800m」は、USDA FASの2026年の年次報告(PE2026-0008)で確認できたため、生産量の比率であることを明記して戻しました。品種の割合の出典も同じ報告に改めました)
銘柄・産地別の記事 (5件)
ペルー クスコ(ラ・コンベンシオン)
農民運動から生まれた協同組合が守る、マチュピチュ山麓のオーガニック
ペルー南部クスコ県ラ・コンベンシオン郡、標高1,300〜2,200mのアンデス東斜面で栽培されるアラビカ。協同組合連合COCLAが約3,500家族を束ね、オーガニック・フェアトレード認証で欧米市場へ供給する。チョコレート・チェリー・柑橘が調和するフルボディ
ペルー プーノ
2010年SCAAピープルズ・チョイス賞のトゥンキ、コカ畑から生まれ変わった渓谷
ペルー南東部プーノ県サンディア郡、アンデスと熱帯雨林が接する渓谷。標高約800〜2,059mでティピカ中心のフルウォッシュド。協同組合セコバサのブランド「トゥンキ」は2010年SCAAのピープルズ・チョイス賞を受賞。かつてコカ栽培地だった谷がコーヒーで生まれ変わった産地
ペルー サンマルティン
国内生産の約2割を担う州、アルト・マヨが生む温和なチョコとナッツ
ペルー北東部サンマルティン州、アルト・マヨ高地を中心とする、国内生産の約2割を担う産地で、カトゥーラ・ティピカ・カティモール主体のウォッシュド。協同組合アルト・マヨ(COOPBAM)に500名超の組合員が加わり、チョコレート・ナッツ・キャラメルの温和な甘みを生む
ペルー カハマルカ
国内生産シェア約22%(USDAの2024/25年予測で首位)、アンデス北部の小規模農家が紡ぐ柑橘とフローラル
ペルー北部カハマルカ州、標高1,400〜2,050mのアンデス北部高地。USDA FASの2024/25年度予測では国内生産の約22%を占める首位の産地で、カトゥーラ・ティピカ・ブルボン主体のウォッシュド。協同組合APROCASSIが小規模農家を束ね、柑橘・フローラル・アプリコットの清澄な甘みを生む
ペルー チャンチャマヨのコーヒー|アンデス東斜面の産地・品種と味
アンデス東斜面ユンガスで育つ、小規模農家のクリーンウォッシュド
ペルー中央部フニン州チャンチャマヨ郡、アンデス東斜面の標高1,300〜1,900m。ティピカ主体のウォッシュドにフェアトレード・オーガニック認証。柑橘・ミルクチョコ・蜂蜜が調和する中央高地の代表産地