
コーヒー豆の品種一覧|ティピカ・ブルボン・ゲイシャなどアラビカ種の系統と味の違い
カトゥーラ・パカマラ・SL28・エアルームまで、主な品種を系統別に整理
中南米で育つアラビカ種の品種の多くは、ティピカとブルボンの2系統の子孫です。ティピカ・ブルボン・カトゥーラ・ゲイシャ・SL28・パカマラなど主な品種を系統ごとに一覧にし、風味の傾向と主な産地をまとめます
この記事の要点
- 同じエチオピア産でも品種が違えばカップの個性は大きく変わり、品種と精製方法の組み合わせが個性を形づくる
- 中南米に広がった栽培品種の多くは、ブルボンとティピカの2系統を祖先に持つ
- USDA FASの推計(2026年7月版)では、2025/26年度の世界のコーヒー生産のうちアラビカ種は約52.8%
- カトゥーラはブルボンの、マラゴジッペはティピカの自然突然変異種
- SL28・SL34は1930年代にケニアのスコット農業研究所が選抜した品種群
産地や焙煎度に注目してコーヒーを選んでいる人は多いですが、「品種」まで意識すると味わいの理解がぐっと深まります。同じエチオピア産でも、品種が違えばカップの個性は大きく変わります。この記事ではアラビカ種(Coffea arabica)の主要品種を系統ごとに整理し、それぞれの風味特性と主な産地を解説します。
アラビカ種とは
世界のコーヒー生産量の半分強を占めるのがアラビカ種です。USDA FASの2026年7月版の推計では、2025/26年度の世界生産1億7,883万袋(60kg袋)のうちアラビカ種は9,444万袋(約52.8%)でした。起源はエチオピア南西部の森林地帯にあり、エチオピアには今も多様な野生の在来品種(エアルーム)が存在しています。アラビカ種はロブスタ種と比べて繊細で病気に弱い一方、フルーティーな酸味と複雑な香りを持ち、スペシャルティコーヒーの中心に位置します。
アラビカ種全体の遺伝的多様性は非常に低く、中南米に広がった栽培品種の多くは、かつてイエメンを経てレユニオン島(旧ブルボン島)とジャワ島に渡ったわずか2系統——ブルボンとティピカ——を祖先に持ちます。この2つの系統から数多くの品種が派生し、現代のスペシャルティコーヒー市場を形成しています。
ティピカ系
ティピカ(Typica)
アラビカ種の中で最も古くに品種化された系統のひとつです。イエメンからインドを経てジャワ島に渡り、その後フランス領ギアナとカリブ海に広まり、中南米コーヒー産業の出発点になりました。コロンビアのコーヒーがティピカを基礎に発展した代表例です。
風味の傾向: クリーンで甘く、花のような繊細な香り。明るい酸味とシルクのような質感が特徴ですが、収量が少なく、コーヒーサビ病(CLR)への抵抗性が低いため、現在は栽培面積が減少しています。
マラゴジッペ(Maragogipe)
1870年にブラジルのバイーア州マラゴジッペ市近郊で見つかったティピカの自然突然変異種。豆が非常に大きく、「象豆(エレファントビーン)」として知られます。収量が低いため希少で、その大きな豆と独特のマイルドな甘みが評価されています。
パカマラ(Pacamara)
エルサルバドルのコーヒー研究所(ISIC)が1958年に育種を始め、1980年に初めてリリースした品種です(エルサルバドル農牧省)。パカス(ブルボンの突然変異)とマラゴジッペ(ティピカの突然変異)を掛け合わせており、種子が大きくスペシャルティ市場で高く評価されます。
風味の傾向: 甘くクリーミーなボディ、チョコレートやフルーツ、スパイスを思わせる複雑な香り。産地や精製方法によってプロファイルの幅が広く、カップ競技会でも常連の品種です。エルサルバドルのコーヒーで見かけることが多いです。
ブルボン系
ブルボン(Bourbon)
18世紀初頭、フランスが現在のレユニオン島(当時ブルボン島)にイエメン産のアラビカを移植したことで成立した品種です。19世紀にブラジルへ渡り、その後中南米全体に広まりました。World Coffee Research(WCR)は、適した標高は農園の緯度によって変わるとしたうえで、ブルボンを高地(High)向きに分類しています。緯度15度を超える地域では、この区分は標高1,000m超にあたります(上限の記載はありません)。
風味の傾向: 丸みのある甘み、穏やかでバランスのとれた酸味、中程度のボディ。複雑さよりも均整のとれた美しさが持ち味で、赤・黄・ピンクとチェリーの色に由来するバリエーションがあります。
ブラジルのコーヒーやコスタリカのコーヒー、コロンビア・ウイラのコーヒーで多く見られます。
カトゥーラ(Caturra)
1915〜1918年にブラジルのミナスジェライス州で見つかったブルボンの自然突然変異種で、1937年にIAC(カンピーナス農業研究所)が選抜を始めました。名前はグアラニー語で「小さい」を意味します。樹高が低いため密植栽培が可能で収量が高く、コロンビアや中米を中心に広く普及しています。
風味の傾向: 明るい酸味、中程度のボディ、クリーンなカップ。ブルボンよりも軽快でフレッシュな印象を持ちます。ペルー・チャンチャマヨのコーヒーでも広く栽培されています。
ムンドノーボ(Mundo Novo)
WCRによると、ティピカとブルボンが自然交配して生まれたハイブリッド(ブラジル・サンパウロ州ウルペス市の公式ページは、カンピーナス農業研究所の研究者の説明として、ブルボンとスマトラの交配の可能性も挙げています)。1943年にブラジルで見つかり、1943〜1952年に初期の選抜が行われました。名前はポルトガル語で「新世界」を意味します。高収量が特徴です。
風味の傾向: バランスのとれた酸味と甘み、中〜厚めのボディ。特別な際立ちよりも安定した品質を保つことでブラジルの量産コーヒー産業を支えてきました。
カトゥアイ(Catuai)
黄色のカトゥーラとムンドノーボを1949年にブラジルで掛け合わせて作出され、1972年に公開された人工交配品種です。名前はグアラニー語で「非常に良い」を意味します。強風や雨による実落ちに強く、高収量かつ低樹高で管理しやすいため、中米〜南米の広い産地で栽培されています。
風味の傾向: 軽やかな酸味、クリーンで飲みやすいカップ。コンペティション向けの個性よりも日常消費に向いた安定感が魅力です。
ケニア・スコット研究所系(SL品種)
SL28 / SL34
1930年代にケニアのスコット農業研究所(Scott Agricultural Laboratories)が選抜した品種群です。
SL28 は、WCRによると1931年にタンガニーカ(現タンザニア)で見つかった干ばつに強い木をもとに、1935年に選抜されました。乾燥への耐性が強い一方で、ブラックカラントやベリーを思わせる強烈な酸味と複雑なフルーツ風味を持ちます。これが「ケニアフレーバー」の核心です。
SL34 はティピカ系の血を引くとされ、SL28ほど独特ではないものの、雨量が多い高地に適応しており、風味は似た方向性を持ちます。
風味の傾向: 黒スグリ、トマト、柑橘のような強い酸味と高い複雑性、充実したボディ。ケニアAA(SL28/SL34)のコーヒーで体感できます。
エチオピア在来品種(エアルーム/ランドレース)
エチオピアには多様な在来品種が存在し、「エアルーム(Heirloom)」または「ランドレース(Landrace)」と総称されます。これらは何世代にもわたって受け継がれてきた歴史的な品種群で、査読研究では、エチオピア南西部がアラビカ種の遺伝的多様性の主要な中心とされています。
産地によってカップの個性が大きく異なり、エチオピア・イルガチェフェのジャスミンやベルガモット、エチオピア・シダモのフルーティーな甘みはこの多様な在来品種群に由来します。コーヒーの故郷であるエチオピアの在来品種は、新品種育成の遺伝資源としても極めて重要です。
ゲイシャ/ゲシャ(Geisha / Gesha)
エチオピアのゲシャ周辺に起源を持つ在来品種系統です。WCRによると、エチオピアで採集されたものがタンザニアのリャムング(Lyamungu)研究所を経て、1953年にコスタリカのCATIEが受領し、1960年代にCATIEを経由してパナマへ渡りました。その後パナマのハシエンダ・ラ・エスメラルダ農園のゲイシャが「ベスト・オブ・パナマ」に出品され、世界的な話題になりました(主催団体SCAPの農園紹介では2004年に初出品して受賞、World Coffee Researchは2005年の出品で注目を集めたとしています)。2025年のベスト・オブ・パナマでは、ウォッシュドのゲイシャが98点・1kgあたり30,204ドル、ナチュラルのゲイシャが97点・1kgあたり23,608ドルという記録が発表されています(パナマ・スペシャルティコーヒー協会の発表)。
風味の傾向: ジャスミン・ピーチ・マンゴーのような強烈なフローラル&フルーツ香、繊細な酸味、エレガントで透き通るような質感。コロンビアやエチオピアでも栽培が広がっています。パナマ・ゲイシャのコーヒーで詳しく紹介しています。
耐病性ハイブリッド品種
コーヒーサビ病(CLR)やコーヒーベリー病(CBD)への抵抗性を持つ品種の育成は、気候変動が進む現代において重要な課題です。
ルイル11(Ruiru 11)
1985年にケニアのCRI(コーヒー研究所)が公開した複合F1ハイブリッド。WCRによると、カティモールを母系とし、K7・SL28・N39・ルーメスーダン(Rume Sudan)などを含む複合交配を父系としています。ケニアらしい風味を保ちながら収量・耐病性を高めることを目的としています。
バティアン(Batian)
2010年にCRIが公開した品種。WCRの区分では、豆のサイズがルイル11(Large)より大きいVery Largeです。
これらの品種は農家の安定した収入を支える一方、SL28の突出したカップ品質には届かない部分もあり、スペシャルティ分野での評価は現在も進行中です。
品種別・風味傾向まとめ
| 品種 | 系統 | 主な産地 | 酸味 | 甘み | 主な風味特性 |
|---|---|---|---|---|---|
| ティピカ | ティピカ系 | コロンビア・ジャマイカ | 中 | 高 | 繊細・花・クリーン |
| ブルボン | ブルボン系 | ブラジル・コスタリカ | 中 | 高 | バランス・丸み・甘み |
| カトゥーラ | ブルボン系 | コロンビア・中米 | 高 | 中 | 明るい酸・クリーン |
| カトゥアイ | ブルボン系 | ブラジル・中米 | 中 | 中 | 軽快・安定・飲みやすい |
| ムンドノーボ | ティピカ×ブルボン(WCR。異説あり) | ブラジル | 中 | 中 | 安定・厚み |
| マラゴジッペ | ティピカ変異 | ブラジル・メキシコ | 低 | 高 | マイルド・大粒 |
| パカマラ | パカス(ブルボン変異)×マラゴジッペ(ティピカ変異) | エルサルバドル | 中 | 高 | クリーミー・複雑・大粒 |
| SL28 | ケニア選抜 | ケニア | 非常に高 | 中 | 黒スグリ・ベリー・複雑 |
| SL34 | ケニア選抜 | ケニア | 高 | 中 | ベリー系・ボディ |
| エアルーム | エチオピア在来 | エチオピア | 変動大 | 変動大 | 産地ごとに多様な個性 |
| ゲイシャ | エチオピア在来→パナマ | パナマ・コロンビア | 中〜高 | 高 | ジャスミン・ピーチ・透明感 |
品種を知るとコーヒー選びが変わる
産地だけで味わいが決まるわけではなく、品種と精製方法の組み合わせがカップの個性を形づくります。たとえば同じケニア産でもSL28のウォッシュドとSL34のナチュラルはまったく異なる印象を与えます。
豆を選ぶときにパッケージの品種表示を確認する習慣をつけると、「なぜこの産地のコーヒーはこんな風味なのか」が少しずつ見えてきます。品種は産地やプロセスと並んで、コーヒーの味わいを読み解くための有力な手がかりです。
精製方法との関係については精製方法ガイド、焙煎度との関係については焙煎度ガイドもあわせてご覧ください。
目的別に次に読む
- ゲイシャを詳しく知りたい → ゲイシャコーヒーとは
- 新しいF1ハイブリッド品種を知りたい → F1ハイブリッド品種ガイド
- アラビカとロブスタの違いを知りたい → アラビカとロブスタの違い
- SL28の産地の味を知りたい → ケニア AA SL28
- 標高と味の関係を知りたい → 標高とコーヒーの味の関係
訂正(2026-09-29): アラビカ種を「世界のコーヒー生産量の約60〜70%」と記載していましたが、USDA FASの2026年7月版の推計では2025/26年度は1億7,883万袋のうち9,444万袋(約52.8%)だったため改めました。マラゴジッペを「1870年代」に発見、「種子・葉・実のすべてが通常の2〜3倍」と記載していましたが、World Coffee Research(WCR)では1870年に見つかったティピカの突然変異で、豆が非常に大きいとの記述までで、倍率は確認できなかったため削除しました。カトゥーラを「1937年にブラジルで発見」と記載していましたが、WCRでは発見は1915〜1918年のミナスジェライス州で、1937年はIACが選抜を始めた年でした。ムンドノーボを「1940年代にブラジルで確認」と記載していましたが、WCRでは1943年に見つかり1943〜1952年に初期選抜されたため改め、「標高1,000〜1,200m」は確認できなかったため削除しました。カトゥアイの名前を「良い木」の意と記載していましたが、WCRでは黄色のカトゥーラとムンドノーボの交配(1949年作出、1972年公開)で、名前はグアラニー語で「非常に良い」の意だったため改めました。SL28を「スーダン由来のドロ(Drouet)系統から選抜」と記載していましたが、WCRでは1931年にタンガニーカで見つかった耐乾性の木をもとに1935年に選抜されたため改めました。ゲイシャを「1930〜40年代にタンザニア経由でコスタリカへ渡り」と記載していましたが、WCRではエチオピアで採集→タンザニアのリャムング→1953年にCATIEが受領→1960年代にCATIE経由でパナマへ、という経路だったため改めました。「現在も最高値をつけるコーヒー品種のひとつ」は一般化できないため削除し、パナマ・スペシャルティコーヒー協会(SCAP)が発表した2025年ベスト・オブ・パナマの記録に限定しました。ルイル11を「1985年に育成」、親を「SL28・SL34・K7・スーダンルーメなどと耐病性品種(Catimorr系)」と記載していましたが、WCRでは1985年は公開の年で、カティモールを母系、K7・SL28・N39・ルーメスーダン等を含む複合交配を父系としており、SL34は確定の親として挙げられていなかったため改めました。「ケニアで公式に普及した最初のF1品種」は確認できなかったため削除しました。エチオピアの在来品種を「数百〜数千」、遺伝的多様性を「世界最高水準」と記載していましたが、査読研究で確認できたのはエチオピア南西部がアラビカ種の遺伝的多様性の主要な中心であることで、品種数は確認できなかったため、その範囲に改めました。
訂正(2026-10-06): パナマのゲイシャについて「2004年の「ベスト・オブ・パナマ」オークションで高評価を得て、世界的な話題になりました」と記載していましたが、主催団体のパナマ・スペシャルティコーヒー協会(SCAP)の農園紹介は2004年に初出品して受賞したとし、World Coffee Researchは2005年の出品で注目を集めたとしており、2004年の落札額もSCAPの記録で確認できないため、両方の記録を分けて示す形に改めました。
訂正(2026-10-10): ブルボンについて「標高1,000〜2,000m程度の環境でよく育ちます」と記載していましたが、World Coffee Research(WCR)の品種カタログでは、適した標高は農園の緯度によって変わるとし、ブルボンを高地(High)向きに分類していました。緯度15度を超える地域ではこの区分は標高1,000m超で、2,000mという上限は記載されていなかったため、WCRの表記に改めました。
訂正(2026-10-11): 「コロンビアやブラジルで栽培されているほとんどの品種は、ブルボンとティピカの2系統を祖先に持つ」と記載していましたが、一次資料(米国農務省 USDA/ARS の報告)で確認できたのは中南米への系統の広がりで、コロンビアについて国別に裏づける記述は確認できなかったため、「中南米に広がった栽培品種の多く」に改めました(要点と説明文も同様)。ムンドノーボの系統はWCRの記載であることを明記し、ブルボンとスマトラの交配とする説があることを添えました。バティアンを「ルイル11の後継」としていましたが、WCRにこの表現は確認できなかったため外し、WCRの豆のサイズの区分に改めました。あわせて、出典で確認できていない「フルーティーで甘みのある風味が向上」も外しました。
訂正(2026-10-14): パカマラを「1950年代にエルサルバドルで人工交配によって誕生した」と記載していましたが、エルサルバドル農牧省によると、1958年は同国のコーヒー研究所(ISIC)が育種を始めた年で、初めてリリースされたのは1980年のため改めました。品種一覧の表で系統を「ティピカ×ブルボン変異」と記載していましたが、本文のとおりパカス(ブルボンの突然変異)とマラゴジッペ(ティピカの突然変異)の交配のため改めました。
訂正(2026-10-16): カトゥーラの風味の傾向で「コロンビアの高地では十分な複雑さを発揮します」と記載していましたが、標高と風味の因果を示す一次資料は記事で示していなかったため、削除しました。
参考文献・情報ソース
- World Coffee Research — Arabica coffee varieties
- Perfect Daily Grind — A Guide to Arabica Coffee Varieties
- SCA — Coffee Plants of the World
- Gunter Coffee — Coffea arabica Varieties Lexicon
- Naivo Coffee Company — Rare Coffee Varieties: Geisha, Bourbon, SL28 & More
- ONIBUS COFFEE — コーヒーの品種の話アドバンス
- 珈琲タイム — アラビカ種の3系統
- Perfect Daily Grind — A Guide to the Ruiru 11 Coffee Variety
- World Coffee Research — Maragogipe
- World Coffee Research — Bourbon(適した標高は緯度によって変わる・High)
- World Coffee Research — Caturra
- USDA/ARS — Coffee Vulnerability Statement(2020、Typica and Bourbon group)
- ウルペス市(サンパウロ州)公式ページ — História do café(ムンドノーボの由来)
- World Coffee Research — Mundo Novo
- World Coffee Research — Catuaí
- World Coffee Research — SL28
- World Coffee Research — Geisha (Panama)
- World Coffee Research — Ruiru 11
- World Coffee Research — History of Arabica
- 査読研究(PMC3689350)— エチオピアのアラビカ種の遺伝的多様性
- USDA FAS — Coffee: World Markets and Trade(2026年7月版)
- SCAP — 2025年ベスト・オブ・パナマの記録に関する発表
- エルサルバドル農牧省(MAG)— Pacamara, variedad de alta calidad y de origen nacional
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